色々と変化が叫ばれている昨今ですが
大きな違いって実は数パーセント~1、2割程度
だと思います。
逆に見れば8割以上は大して変化しません。
8割、9割の変化しない部分が見えていれば
変化する部分を許容していくのはさほど難しい事では
無いのかもしれません。

同時に数パーセントの変化・成長をさせるために
物凄く時間や手間がかかったりします。

そういった0.00何パーセントの変化を観察したり
大切にできる時間と空間があることが嬉しいです、。

さてさて―
色々と躍起になってあれこれ試したり
情報を集めたりしたりしても様にならなかったり
コツコツやっていても上手くいかなかったり
する事があります。

しかし種の蒔き時、花の咲き時、実のなり時が
あるように
突然内容が分かるようになったり
何度も触れたものでも
それまでに聴こえていなかったり
見えていなかったことに気が付く時があります。

そうすると、自分の音や演奏の粗にも気が付いて
ゲンナリする時もあります。

そういう時はそういう自分を守ろうとせずに
励まそうともせずに
新たに聴こえたもの、見えたものを楽しんで味わってください。
自分の事を持ち出さずに無邪気に感動できる人は幸いだと思います。

そうなった時は慌ててあれこれしなくても
感受する力が上がった分だけ自ずとできる事も変化していきます。
自他共にそういう伸び時を上手く生かしていけると良いなと思います。

考えすぎて伸び時を逃すこともありますが
何度もチャンスはありますので
そういった事も経験しながら学んでいくと良いと思います。

どうやればその伸び時がやってくるかと言いますと
よりリアリティのある状況で取り組んでいく、
当事者意識を強く持てる環境、
があると良いのかなと思います。

面白いもので何かイベントがなくても
そういう意識で当たり前に取り組んでいる方もいますし
何かがあってもそうはならない方もいます。

無意識にそういう意識になる、ならないのが
種の蒔き時なのかもしれません。

分かったときに、初めてわかります。
分かったときに分かっていなかったことに気が付きます。

どんどん飛躍していきましょう。