寒い日が当たり前になってきたなと思ったら
暖かい日がやってきて暑いなぁと思ったり。
高くなった空を見上げたり。
日々少しずつ変化していく様をこちらも変化
しながら楽しんでいます。

レッスンでもよく話したり学んでいただく項目ですが
入力→処理→出力という構造の中で
出力を変化させたい場合があります。
ギターでは上達だったり、滑らかな演奏だったりです。
そういう場合は処理の段階に手を入れていき
出力を変化させていきます。
スケールを学んだり、理論を学んだり、様々なHOW TOを
試していきます。
経験者の方は中々上手に、自由に弾けないのでそういった事を教えてください
と来られる方は多いです。

でももっと肝心なのは入力を磨いていく事です。
正直言いますと「処理」過程というのはよく分かりません。
勿論、理論や方法論は持っています。
でも何故その発想が出てくるかはわかりません。
逆に言えば自分にとって分からない発想が出てくることが意味があります。
言えることは日々入力を磨いていて
出力と入力の循環の中で処理が育っていく中で
新しい処理方法が発見されてるという感じがします。

成長したいな行き詰っているなと感じた時に
入力のレベルを上げる事を考えていくのが大切です。

入力を磨くという事は触れる事を学ぶことです。
これには完成も終わりもありません。

ちょっとした遊びを一つ。
10円5枚(程度)と100円1枚を適当において(持って)
目をつぶって触った感じだけで100円を当てられるかゲーム。
やる前に10円と100円にはきっとこんな違いがあるはずだと想定してみましょう。
実際にやってみて触覚を通してどういった違いを発見するか体験してみましょう。
確実に100円を区別できるまで何度も試してください。
識別できる方法は最初に頭が想定したものと同じでしたか?
違ったものではありませんか?

往々にして自分に足りないと想定しているものもその程度の
精度で正解だと思います。
「自分が出来ないのはきっと〇〇が欠けているからだ」や
「〇〇が分かればもっと出来るはずだ」が結果本質的な回答にならない理由です。
「〇〇の3つの理由」ってやつは広告戦略でしかありません。
答えは自分でしっかり触れて見出しましょう。