「ギターなんかにはまってしまっては困る」
「勉強との両立が……」
「優先順位が……」
と言うのは教室の内外で良く耳にします。

子どもがやりたいのならやらせようという親御さん
出来ればやって欲しくないと思う親御さん

色々な状況はあると思います。

かつて関わった子どもたちを思い返せば
それぞれに様々な分野に進んでいっています。

現在、大学や大学院で音楽関連の勉強や研究をしている子らもいます。

音楽だけでなくそれぞれが希望する内容を学べる大学にちゃんと
進学して仕事をしています。

進路に時期に話を聞くと長年接してきたつもりの私が驚くほど
皆しっかりと考えていました。

そして、その自分で決めた進路に邁進する様を見せてくれました。

そんな子供たちを何となく思い返してみると
・自分でやることを決める。
・やると決まったことはやる。
・とことんやる。
・物事の相乗効果は考えてもマイナスの因果関係なんて考えない。
(所詮考え方だけのことですからね)
傾向はあったと思います。

今、夢中になりたいものにとことん打ち込んでいく。
自分の中でアクセルを踏むときはきちんと踏む
ブレーキをかけるときはかける。
そういった動作のメリハリを知って欲しいと思います。

アクセルはべた踏みするだけでなく
細かく緩やかに踏んだり戻したりして使っていくものです。

アクセルを踏むのかブレーキをかけるのか
このあたりをちゃんとピントをあわせて行動できるように
なることが一番大切だと思います。

消費者的にハマるのではなく
行為者としてのめり込んでいくのは
簡単なことではないかもしれませんが
自分の人生を歩む上で大切な資質だと思います。

 

 

—————————————————————
いつも読んでくださっている方々、
レッスン時に感想を伝えてくださる方々
ありがとうございます。

書き終えても「……違うな」とか書いた文章と自分の感覚の中に「誤差」
が生じてしまうのはまだ文章力の無さと経験の浅さだと思います。

しかし、そういったことがレッスン時の雑談などで埋めていけるのも
ありがたいことだと思います。

先日の絵の段階のようにこれも少しずつこなれていき
言葉の細部に意識が届くようになっていくと思います。
しばらくは僕自身の考えをクリアにしていくためにも雑文は書いていきたいと
思いますので様々な見方で楽しんでください。

記事へのコメントも歓迎です。
記名は本名でなくても、それとなく分かるハンドルネームとかでいいですからね。