より豊かな声を出そうと思ったら
しっかりと息を吸わなくてはならない。
しっかり息を吸うためには
吸える状態を作っていなければならない。
しっかり吸える状態ができたら
僅かな吸う動作で沢山息が入ってきます。
一つ進みたかったら
一つ前の段階の動作レベルや理解を上げる事が大切です。
ギターを弾く
その前にピックを引き下ろす
その前に弾くために押弦をする
指板に手を差し伸べる
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その前にギターを構える。
ギターを構える前には
ギターを持つがあります。
その前には
ゆったりと腰を入れて立つことも必要です。
または
立っているように座る事。
自然に脇をしめる事も大切です。
一つ一つのそういった過程や言葉を
発見し経験して実感していく事が大切です。
息を吸う事も声を出すことも立つことも座る事も
大概の方は日々やっていらっしゃいます。
それらの行為にはもっと可能性に満ちています。
行為に可能性があるという事は
自分に可能性があるという事です。
こんなもんかな、いやこんなもんじゃない。
そんな声が自分の奥から聞こえてきたら
それを大切にしてください。
最初はどうしていいか分からなくても
その行為の一つ前、一つ前と掘り下げて高めていく事によって
多くの事を見出し理解していくことが出来ます。
私自身、若いころから一人でこういった事を探求していましたが
今、毎日のように教室でそういった事を来られている方々と
共有して奏でていられることはとても恵まれている事だと思います。
今いる所から行きつ戻りつ
少しずつ練り上げていきましょう。