ギターで使っているピックは

Ibanezの1000SVを基本にしています。

何となくぬるっと吸い付く感じが気にっています。

定期的にまとめ買いをしています。

 

—-

ピックの先端は尖っていて

どの位の尖り具合、丸み具合が好きかは

人それぞれだったりします。

僕は鋭すぎない程度の尖り具合が好きです。

 

ピックは使っていると当然磨耗して丸くなってきます。

そうなると新しいものと変えるということになります。

以前、ある程度使ったものから同じピックの新しいものに持ち替えたときに

先端の違いよりもピックの反発力が物凄く違うように感じられて驚きました。

 

新しいものの方が弦の感触がはっきりと伝わってきます。

ある程度使ったものは反応がクリアではありません。

弦の当たる位置を同じにしても感触の違いがはっきりとしています。

当然、弾きやすさやコントロールも違ってきます。

それ以来ピックの交換時期は先端の磨耗より

この感触が鈍ったときというように僕の中で変わりました。

 

何万回もピッキングしているうちに伸びたり縮んだりひねったり

素材のしなりが変わってくるのだと思います。

考えれば当然ですが感触で気づくことが重要です。

 

日々日々より柔らかく動く方法を見つけたり

動きの中の可能性に気づくように勤めているのですが

そういった中で育った感覚から新しい情報が

入ってくるのって面白いです。

なんで今までわからなかったんだろう???

 

ずっと同じ事をしていても

ある時その中に新しさを発見できると

また全く違ったモノに変わってきます。

そういった事の積み重ねが大事だとも

そういった事が継続する目的だとも思っています。

 

思考による発見と同じように

他の感覚にも発見する力がちゃんとあります。

どちらも使っていくうちにこなれてきます。

日々考え続けること日々感じ続けることの延長に

思いがけずにそういったことが起こる

ふとした瞬間がやってくるのだと思います。

思考も感覚も鈍らせるのは勿体無いですね。

 

日々、来られている方たちからも

そういったちょっとした感じを言葉にして

聞かせてもらえたり

同じ瞬間に同じ認識が起来ていることを

分かち合えたりと

とても嬉しい時間を過ごさせてもらっています。


 

ギターとベースの教室
Mulberry Music
〒488-0813 愛知県尾張旭市西大道町五輪塚3672-1
0561-59-4566 11時~22時(受付)
www.welcome-mulberry-music.com