2月も半ばになって巷のコロナの影響を少し身近に感じながらも
いい意味で淡々と日常が過ぎています。

日常は様々な要素で構成されていますが
それが当たり前に機能しているのを通常と呼ぶのでしょう。
その当たり前が崩されたときに様々な構成要素の
上で日常が成り立っていたことに気づかされます。


さてさて、音楽の三大要素はメロディーとハーモニー、リズムです。
この要素がちゃんと機能している事によって音楽となります。
これが機能しなかったときに「事故」と言ったりもします。
事故にならなくともヒヤリ・ハットがあるかもしれません。
そういった事が当たり前に起きないようにしていきましょう。

構成要素のうちメロディーとハーモニーには音程が必要です。

声や一部の楽器は音程を正しく出すための修練が必要です。
ギターはフレットがありますのでセッティングとチューニングを
しておけば音程は楽器に任せることが出来ます。

ハーモニーは和声・調和と訳せます。
一般的にはハーモニーは和声です。
和声は詳しい方には少し乱暴かもしれませんが
和音・コードと理解していただければいいと思います。

和音はピアノやギター、ハープでは一つの楽器で発音できますが
管楽器や弦楽器の多くは単音か2音程度しか同時に
発音できません。
和音を響かせるには数台の楽器が必要となります。
綺麗に響かせるにはそれぞれが自分の出す音をきちんと
出しながら全体にとって良いバランスで発音することが必要です。

ギターはちゃんとセッティングしておけば
コードのフォームを押さえるだけで和音を鳴らせます。
正しい音程をとる、和音を奏でる事の大部分を
楽器が受け持ってくれています。

その辺りはとても楽な楽器です。

そうするとギタリストがしっかりと意識しなければ
ならないのはリズムです。
この要素は楽器が受け持ってくれません。

ですから自分が受け持つ領域として
しっかりとリズムを意識して練習していきましょう。

しっかりしたリズムの基には構え方、楽器との一体感、良い発音です。
会得は少しずつしか進みませんがやっていきましょう。