とても暑い日が続いています。
空き時間には草取りなどやる事も多いのですが
まだ暑さに身体が付いていかないので室内で
マイキングを試しながら録音作業を楽しんでいます。
種類や距離や角度以外にも様々な要素があり奥深い項目です。
身体的技術のみならずこういった類の技術も大切です。

さてさて、ちょっと前に見はじめたyoutubeのディスカバリーチャンネル
のコンテンツのご紹介。
大企業の創業社長が見知らぬ土地で身分を隠して100ドルとスマホ、トラックだけ
を元手に90日で100万ドル規模のビジネスを立ち上げるという企画ものドキュメント。
番組の構成や編集も上手く最後のEp8まで一気に見てしまいました。
出てくる人みんな個性的です。

本編の面白さは見ていただければ分かるので省略しますが
気になったのは出てくるバーベキュー料理。

バーベキューって肉の塊肉や魚介を焼いて食べるのもの、外でやる焼肉?位の
認識だったのですが何だか僕が思っていたものとは違います。

頻繁に出てくる料理がスペアリブとブリスケット、
スペアリブは肋骨のついたお肉、ブリスケットは耳慣れない言葉です。
調べてみると前足内側のバラ肉の事のようです。
美味しそうなので作ってみようと数件スーパーを周ってみましたが
該当部位は販売されていませんでした。

レシピを見ると色々と調味料やスパイスを使うので食べたことが
無いままでは作れる気がしません。

探してみると名古屋でもBBQを食べられるお店があったので食べてきました。
中で調理しているのはアメリカ人の様です。
動画で見たようにじっくりと熱を通しているようでとても柔らかく、
油っぽさもありません。スパイスはしっかりと効きながらも肉の風味を
損なうものではありませんでした。
スペアリブも骨からぽろっと外れてとても柔らかい、
シェフ(ピットマスターというのかな)に聞くと下ごしらえから
提供まで3日かけているとの事です。
あれもこれも美味しかったです。

Wikipediaで調べてみるとバーベキューとは肉や魚介類に半日から一日かけて
じっくりと火を通した料理の事でその起源は先住民まで遡るもののようです。
先に書いた外でやる焼肉的なものはグリルというそうです。なるほど。

バーベキューとは手が込んでい時間もかかり、ともすれば失敗する
可能性がある手間も神経も使う料理のようです。
加熱以外にも下ごしらえの調味料やスパイス、ソースづくりも含め
多様なノウハウが必要なようで
伺ったお店の方も簡単ではないと仰っていました。

なるほど、それでアメリカではバーベキューの腕自慢がいて
敬意を払われている事に納得がいきます。
アメリカのアニメで見かけるようにお父さんの腕の見せ所
なるのでしょう。

文化というものは奥深いです。
日米でギターを弾くこともバーベキュー位の認識の
違いがある事も事実です。
日本は日本なりのやり方でOKなのもOKです。
外でやる焼肉がバーベキューでもOKです。
でも様々な取っ掛かりから疑問を持って知る事は知って欲しいし
体験してほしいと思います。
何故って、それが楽しむことですし
嗜むことだからです。

そう、噛めば噛むほどに味がしてくるのです。